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外から見るか中から見るか

 

多くの人は、

職業によってどんな人かを判断するようです。

 

「私はメカの設計エンジニアをしています」

 

こう聞くと、たいていはこんなイメージでしょうか?

 

 

・機械に強そう

・細かそう

・論理的

・インドア派

 

などなど

 

実際、私は機械設計職を20年続けています。

 

自己紹介するとき、

そういう目で見られているかも、と少し考えます。

 

 

自分が中から見た、メカの設計エンジニアとは

どんなイメージでしょう?

 

・先を見通すこと。視野が広いことの大切さを知っている

・混乱しないこと。それぞれの重要度が、常にクリアになっている

・意見でなく、事実に基づいて行動する

・理論と直感の2つともが大切と知っている

・二者択一でなく、もう一段上のアイデアが必ずあると信じている

 (ただし、それが見つかるかどうかは自分次第)

・理論よりも話し方に左右される人が多い

・物事は常に移り変わっていて、静止していない

・不具合という言葉を極度に恐れている(笑)

 

どれも、無数の失敗から身についた考え方です。

 

 

最後を除いては、

特に機械設計と直接関係がありません。

 

どんな職業をしている人でも、

その経験を通じて得た、一歩深いところに

真価があるんじゃないかな?と思います。

 

 

逆境?は、望むと望まないに関わらず訪れます。

(いや、どちらかというと望まないのに訪れます)

 

そのとき、

課題にまっすぐ取り組むかどうかが

とても重要で、

 

取り組む姿勢(精神性)と

 

技術力アップ(物質性)の

 

両面をレベルアップする

大チャンスだと思います。

 

 

チャンスをつかめば、

宝物?が手に入って、

次に同じ失敗をしなくなります。

 

学ぶとは、宝物集めですね。

 

 

外から見たイメージや職業で、

人の中身を見定めるなんて決してできません。

 

 誰しも、経験からたくさんの学びを得ています。

 

 

個性や能力の多様性は、常に存在しています。

 

お互いに尊重し、分かち合って、

みんなで協力できたらどんなに素晴らしいでしょう。

 

調和と共生の中に生きて行けたら良いな、と思います。