引き寄せや、
願い事をすることと同じように、
実際に自分の手を使って何かを作ることも、
奇跡的なことですよね。
身の回りの住宅、発電所、車、時計・・・
作られたものは皆、
なんらか作った人の
「思い」
がこもっていると思いませんか?
機械を設計するにしろ、
デザインするにしろ、
できあがった作品は、
どれも自分の魂の分身のように感じます。
だから、
軽く扱われると悲しい気持ちになってしまいますし、
大切に扱われたり喜ばれると、
嬉しい気持ちになります。
人の魂は、
もとは自然の愛そのもので、
物質化した身体に宿っているものだと
言われています。
古来から日本では
分け御霊(わけみたま)
と言われていました。
あなたも私も魂は同じで、
今はたまたま別の身体に別れているだけ、
なんて考えますと、不思議ですね。
その解釈ですと、
他人を傷付けることは
自分を傷つけること、
ということになります。
また、
他人を許すと自分を許すことになります。
それがなかなか
難しいのですが (笑)
実は心理学でも
同様のことが言われています。
潜在意識は言葉の対象、
つまり自分と他人を区別できないそうです。
誰かを非難すると、自分を非難した気持ちになり、
誰かを褒めると、自分が褒められた気分になるそうです。
つながっていますね。
世の中の、
あらゆる便利な機械や道具には、
苦心してそれを作った人達がいます。
その人達の魂の一部が
ほんの少しでも入っているんじゃないかな?と思うと、
どんなものでも大切に扱いたくなります。
広い視点では、
自然は人が作ったものではありませんが、
自然も自分も、
「なにか」によって物質化したものですから
兄弟です。
だから、人やもの、自然を大切にすることは、
自分を大切にしているのと同義だと感じます。
人にやさしく
=ものを大切に
=自分を大切に
ですね。