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行動

 テニスのテクニック本を読んで

スイング方法を学んだ人が、

練習なしに完璧なスイングをすることは

できません。

 

知っているだけは、

知らないのとほぼ同じ、

と言う人もいます。

 

 

人は行動して、

はじめて身につくものです。

 

ナポレオンもこう言っています。

「知るだけでは不十分である。

 活用しなければならない。

 意思だけでは不十分である。

 実行しなければならない。」

 

 

有名な人が言わなくても、

自分を振り返ればわかります(笑)

 

 

行動と密接に関係して、

「やる気」があります。

 

 

何もやる気が起きないよ~

という気持ちは、よくわかります。

 

原因はエネルギー切れとか、

体調によるものなどいろいろありますが、

 心理学では、

やる気と行動の順序が逆だとわかっているそうです。

 ☓ :「やる気」 → 「行動」

 ○ :「行動」 → 「やる気」

 

これから行きますと、

やりたくない掃除の場合を例にしますと、

まず掃除機を手にするところまで

なんとか意志力を使って行動します。

そのあとは、やる気が勝手に出てくる、

というわけです。

(結局、最初はきっかけは意志力なのか?)

 

 

義務教育で

「将来の夢は何ですか?」

みたいな事を書かせる学校が多いと思います。

うちの子も、書かされました。

 

「やったことがないに、

何がしたいかなんかなんてわからん」

と、ツッコんでいました。

 

そもそも、

自分自身を抑えて

集団行動を第一に教育する機関が

何を言っているんだ?

と、大人になった僕はツッコみます。

 

 

「サッカー選手になりたい」

 

という子には理解を示すが、

 

「悟りを開いて人々を導きたい」

 

という子がいたらどうですか?

 

人々の為になりたいという

崇高な意識があっても

それを皆が応援する社会でしょうか?

 

 

個性を認め合い、

競争ではなく協力して

分かち合う社会までは、

まだ少し時間がかかりそうです。

 

教育については、

また別の機会があれば

書きますね。

 

 

話が逸れましたが、

アーティストやプロスポーツ選手など 

なにかに憧れていることがあれば、

それも立派な夢ですから

それはそれでぜんぜんOKですし、

素晴らしいことですね。

 

 でも大半の子どもも、

そして大人も、

自分が何をやりたいかなんて、

実は経験してないのに

感じるわけがありません。

 

経験して初めて、

「これって楽しい」 

と感じることが見つかるものです。

 

あまり人のことは言えませんが、

社会に出たら沢山経験をして、

その中からヒントが得られるんじゃないかな、

と思います。

 

 

もしも行動するかしないかを迷ったら、

行動するのがよいと思います。

(あまり迷惑にならない範囲で)

 

長い目で見れば

行動と結果の繰り返しこそ

成長の糧であり、

10年後、20年後には

行動する人としない人で

大きな差になります。

 

行動し続けた人生なら、

今生をしっかり生きた、と

後で振り返ったときに思えるでしょう。

 

チャレンジし続ける人生って、

楽しそうじゃないですか?